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天ぷらを最後に家で食べたのはいつだったか。油を使うのは手間がかかるし、お店のようにカラッと揚がらない。つい食卓から遠ざけてしまう家庭は、我が家ばかりではないらしい。
銀座の名店「てんぷら近藤」を営む近藤文夫さん(72)が行動を起こしたのは、そんな状況に黙っていられなくなったからだ。小麦粉大手の日清フーズと組み、半世紀かけて培った技を注ぎ込んで、素材の水分とうまみを…
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