野菜直売で魅力伝え 催事も積極的に 西宮・仲農園 /兵庫

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自宅駐車場の一角の販売スペースに野菜をそろえる仲由加里さん=兵庫県西宮市で2020年12月18日午前10時9分、岸桂子撮影
自宅駐車場の一角の販売スペースに野菜をそろえる仲由加里さん=兵庫県西宮市で2020年12月18日午前10時9分、岸桂子撮影

 西宮市鷲林寺2で貸農園を営む「仲農園」が、自ら生産する野菜の直売に力を入れている。3年ほど前に自宅前で無人販売を始めたが、新型コロナウイルスが広がった2020年春、家族の生活パターンや客層の変化を受けて対面に切り替えた。直売を担当する仲由加里さん(52)は、「自分が楽しいことをすれば、多くの人にも楽しんでいただけるはず」と、新年は新たな催事も開催予定だ。

 20年12月のある日。3段の棚やその周辺に、20種類近い野菜が並んでいた。おなじみの食材のほか、緑の葉が主役になるニンジンの間引き菜、赤い皮を手でむけるサラダカブなど珍しい野菜も。由加里さんは「間引き菜は新鮮だからこそおいしいのでスーパーでは売っていない。かき揚げがおすすめ」と、客に調理のアドバイスも。知人が営む店の商品、豆腐類やキムチ、パンなども売られてにぎやかだ。娘の大学生、真実(まなみ)さ…

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