から揚げでもない、天ぷらでもない、ナゲットでもない、フライドチキンでもない、竜田揚げでもない、もちろんザンギでもない、まったくの別物であるとり天(鶏天)。

大分県で独自に進化
「とり天って鶏の天ぷらじゃないの?」と思う人もいると思うが、まったくの別物。大分県で独自に進化した、鶏肉の揚げ料理である。そして、大分県には絶品すぎる鳥店の店がたくさん存在する。


・ふわっふわの肉質がたまらなく美味
そんなとり天の発祥の店として、とり天業界のトップに君臨しているのが、大正15年創業の「東洋軒」(大分県別府市石垣東7-8-22)。ここのとり天はふわっふわの肉質がたまらなく美味で肉汁たっぷり。そもそも肉汁の質もよいので旨味濃厚。

・限りなく優しいとり天だ!
そんな肉汁が「表面はカリカリサクサク! 肉との接合部分はソフト」な衣に浸透して、香ばしさを広めるとともに魅惑的な美味しさを放つ! 限りなく優しいとり天だ! 確かにこれは天ぷらじゃあない!


・主成分は小麦粉と卵
東洋軒のとり天は、衣を作る際に、いっさい水をしようしていないという。よって、主成分は小麦粉と卵ということになるが、水を使わずにこんなにも素晴らしい衣を作るとは驚きだ!

スープ杏仁豆腐なども人気
ちなみに東洋軒は他の料理も美味しいと評判で、とり天の注文はマストだとして、スープ杏仁豆腐なども人気メニューのようである。実際に食べてみたが、これもまたじわっと広がる優しいテイストに癒やされた。


もっと詳しく読む: このとり天が水TUKAWANEEEくせにウマすぎる! とり天発祥の名店「東洋軒」がウマい(東京メインディッシュ) http://main-dish.com/2019/12/04/toriten-beppi-toyoken/

東洋軒
住所: 大分県別府市石垣東7-8-22
時間: 11:00~15:30 17:00~22:00 / 土日祝11:00~22:00
休日: 無休(要確認)