唐揚げとともに、大分名物として有名な「とり天」。今回は大分県にある、こだわりがギュッと詰まった絶品とり天を提供する3店をご紹介!

【写真を見る】レストラン東洋軒 / 「炸鶏片(ザーチーペン)」(本家とり天・1080円)。衣は水を一切使わず大分の新鮮な卵のみで作るこだわりの一品

■ 50年以上受け継がれる初代の味が愛される名店「キッチン丸山」

1962(昭和37)年に創業し、常連客に親しまれる定食店。初代が当初骨付きの唐揚げを出しており、それをより食べやすくするため考案したとり天が現在の名物だ。半日から1日かかる工程を手間ひまを惜しまず、守り続けている。

「とり天」(680円)は、ニンニクや塩で下味をつけるとり天はサクッと軽い衣が特徴。季節で味を調整する自家製ポン酢で食べる。

[キッチン丸山]大分県大分市顕徳町1-6-15 / 097-537-5538 / 11:00~14:30(※売り切れ次第終了) / 日曜・月曜・祝日休み

■ とり天発祥の店といわれる大分で古い歴史をもつレストラン「レストラン東洋軒」

1926(大正15)年に開業した、歴史あるレストラン。大正天皇の料理人も務めた創業者が、そぎ切りにした肉を天ぷらとして調理したものが、現在のとり天の起源といわれる。以来、とり天発祥の店として不動の人気を誇っている。

「炸鶏片(ザーチーペン)」(本家とり天・1080円)は、厳選された国産鶏のみを使い、衣は水を一切使わず大分の新鮮な卵のみで作るこだわりの一品。

[レストラン東洋軒(とうようけん)]大分県別府市石垣東7-8-22 / 0977-23-3333 / 11:00〜15:30(LO15:00)、17:00〜22:00(LO21:00) / 不定休

■ 鶏肉の旨味を生かした名物メニューは外はカリカリ、中はジューシー「竹田丸福 古町店」

創業50年、地元の人々に親しまれている食堂。長年変わらぬ塩味をべースにした鶏料理をメインに、直営農場で肥育する豚肉や鶏肉、米を使った料理を出している。なかでも、鶏モモを丸ごと1本揚げた唐揚げの人気も高い。

「丸福のとり天」(440円)は、モモ肉とムネ肉を食べやすく配合し、衣に片栗粉を使用することで、唐揚げのような軽い食感に。

[竹田丸福(たけたまるふく) 古町店]大分県竹田市竹田町550-6 / 0974-63-3457 / 10:00~21:00(LO20:30)、ランチは〜16:00 / 不定休

【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定や店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。(九州ウォーカー・九州ウォーカー編集部)

キッチン丸山 / ニンニクや塩で下味をつけるとり天はサクッと軽い衣が特徴の「とり天」(680円)