荒川の屋形船炎上 原因は「コンロの火消し忘れ」[2019/06/27 10:00]

 東京の荒川で屋形船が炎上した事故で、国の運輸安全委員会は船内で天ぷらを調理中にガスコンロの火を消し忘れ、その場を離れたことが原因だと結論付けました。

 3月27日午後5時すぎ、葛飾区の荒川で屋形船が激しく炎上して全焼し、従業員4人のうち男性1人が逃げる際に足首を捻挫しました。運輸安全委員会の報告書によりますと、調理担当の男性(48)が船内の調理場で天ぷらを調理中にガスコンロの火を消し忘れたため、過熱された天ぷら油から火が出て燃え広がったのが原因だということです。男性はジャガイモを素揚げした後、客室で休憩していました。運輸安全委員会は同様の火事を防ぐため、過熱防止装置が付いたガスコンロの導入などを求めています。

こちらも読まれています