[上海 13日 ロイター] - 新華社が12日伝えたところによると、中国は水質汚染対策の責任者を指名する。深刻化する環境汚染問題の解決に向けた新たな取り組みとなる。

水利省と環境保護省が13日に詳細を発表するという。

中国では工業化が進む中、工場から排出される汚水などの有毒物質による健康被害が増えている。

水利省高官は12日記者会見で「急速な経済・社会発展に伴い、汚染物質の河川や湖への放出など、新たな問題が急拡大している」と語った。

責任者がそれぞれ地域ごとに水資源の保護や水質管理、汚染対策を行い、監督下で環境被害があった場合は責任を負うという。