東京で仲介手数料が安い不動産会社10選!賃貸物件を探すときの注意点も解説

2024.02.13

「東京で賃貸住宅を探しているんだけど、おすすめの不動産会社はないかなぁ?」

「仲介手数料は会社によって変わるんだろうか?」

「できるだけ仲介手数料が安い会社に頼みたい」

 

今回はそんなお悩みに答える記事をお届けします。

東京は賃貸住宅を扱う不動産会社の数が多いため、どんな会社に依頼すればいいのか迷ってしまいますよね。

 

家賃が高いエリアなので、初期費用はなるべく抑えたいのが本音でしょう。仲介手数料も初期費用の一つですが、不動産会社によって基準が異なるので、抑えやすいポイントです。

 

そこでこの記事では東京で仲介手数料すを抑えられるおすすめな不動産賃貸サイトを10点紹介します。さらに不動産会社を選ぶ際のポイントを3点解説するため、ぜひ参考にしてください。

 

東京における不動産賃貸の特徴とは?

はじめに東京の不動産賃貸の特徴を把握しておきましょう。

大きく分けて、以下の3つの特徴があげられます。

 

<東京における不動産賃貸の特徴>
  • 家賃相場が高い
  • 人口が多く物件の需要が高い
  • 不動産会社の競争率が高い

 

日本の首都である東京は、人口・経済規模とも大きく物価も高い傾向にあります。そのため、不動産賃貸においても家賃相場は高い水準にあります。

 

また、東京の人口は1,000万人を超える規模であり、物件の需要が高いため、賃貸住宅を扱う不動産会社も多く存在します。

 

そのため、不動産会社同士の競争が激しく、仲介手数料を安く設定することで、顧客を獲得しようとする会社も少なくありません。

 

一般的な仲介手数料は、家賃の1カ月分+消費税ですが、東京では家賃の半分、あるいは無料にしている不動産会社も見受けられます。

 

不動産賃貸の仲介手数料は家賃1ヶ月分が基本

続いて仲介手数料の基本を理解しましょう。

 

仲介手数料はなぜ発生する?

不動産会社の仲介業務では、オーナーと入居希望者との間に入り、物件の案内、内覧、契約書作成などさまざまなサポートを行います。仲介手数料は上記のようなサポートへの報酬という意味が大きいといえます。

 

また、不動産会社は仲介業務を行うに当たって、人件費、広告費などさまざまな費用をかけていており、これらの費用を回収する目的も含まれています。

宅建業法で上限が定められている

不動産賃貸における仲介手数料は、宅建業法で家賃の1ヶ月分+消費税が上限と定められています。

そのため、多くの不動産会社が仲介手数料を家賃1ヶ月分としていますが、下限は決まっていないので、1ヶ月未満にする不動産会社も存在します。

 

特に東京のような競争率が高い地域では、仲介手数料無料の不動産会社を見つけることも、難しくないでしょう。

 

東京で仲介手数料が安くておすすめな不動産会社ランキング10選

では、実際に東京で仲介手数料が安くておすすめな不動産会社を10社、ランキング形式で紹介します。

 

第1位 株式会社テレルーム

株式会社テレルームは全国の物件を取り扱う不動産会社です。

 

仲介手数料が一律35,000円でありながら、オーナーから広告費をもらっている物件であれば、無料になります。

 

さらに完全オンラインで対応してもらえるため、事務所で契約する手間もかかりません。電気・ガス・水道などのライフラインや引越し業者の手配、ネット回線の開通などの契約も一任することができるため、多忙な方や遠隔地から引越しする方におすすめです。

 

<おすすめポイント>

・仲介手数料が無料になる物件も多数ある

・完全オンライン可能

・ライフラインなど全て一任できる

 

第2位 ゼロヘヤ

ゼロヘヤは「仲介手数料が最大無料」になる賃貸情報サイトです。

 

株式会社ライフスタイルが運営しており、新宿・池袋・渋谷を中心に東京都内の物件を多く扱っています。

 

大手ポータルサイトの掲載物件をはじめ、他の不動産会社の物件もまとめて案内できるので、効率的な部屋探しが可能です

 

パートナー店舗としてルームコア新宿本店、ルームコア池袋店、ルームコア渋谷店の3店があり、それぞれ口コミや評判が非常に良いため、直接店舗で相談するのもおすすめです。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料が最大無料
  • ・大手ポータルサイトの掲載物件も扱っている
  • ・パートナー店舗の口コミや評判が良い

 

第3位 airdoor(エアドア)

airdoor(エアドア)は株式会社エアドアが運営する賃貸情報サイトです。

 

仲介手数料は最大無料または格安の手数料で提供されています

 

管理会社から物件が直接掲載され、物件情報がタイムリーに反映されるシステムになっているため、おとり物件や重複の心配がありません。

 

物件紹介から契約まで完全オンラインで行えるため、店舗に訪問する時間のない方などにもおすすめです。

 

2020年9月にサービス開始した新しいサイトであり、現在扱っている物件は東京・神奈川のみですが、徐々にエリアを拡大しています。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料が無料または格安
  • ・おとり物件や重複の心配がない
  • ・完全オンラインで対応できる
 

第4位 東京なっトク部屋探し

東京なっトク部屋探しは、株式会社DSNが運営する東京23区およびその近郊の物件を扱う賃貸情報サイトです。

 

仲介手数料は無料または3万円で、東京であれば大手ポータルサイトの掲載物件も多く扱っているので、物件数は豊富にあります。 

また、完全オンラインで契約ができ、Web上で内見なども行えるので、遠方から東京へ引っ越しする予定の方も使いやすいでしょう。 

 

<おすすめポイント>

・仲介手数料が無料または3万円

・大手ポータルサイトの掲載物件も扱っている

・完全オンラインで対応できる

 

第5位 アブレイズ・コーポレーション

アブレイズ・コーポレーションは、東京23区を中心に賃貸物件を紹介している不動産会社です。

 

仲介手数料は無料か半額以下を保証しており、高級賃貸マンションやデザイナーズマンションを多く取り扱っている特徴があります。

 

東京駅本店、渋谷駅前支店、池袋駅前支店の3店舗を展開しており、要望や条件に合わせて幅広い物件の提案をしてもらえます。

 

また、アブレイズonline SHOPを利用すれば、オンラインでの内見や契約が可能です。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料が無料または半額以下
  • ・高級賃貸マンションやデザイナーズマンションを多く取り扱っている
  • ・店舗・オンラインどちらも対応できる

 

第6位 エイブル

エイブルは賃貸仲介とその関連事業を専業で行う不動産会社です

 

全国展開している不動産会社で、店舗数は全国で800店以上と非常に多く、東京では37店舗が存在します。

 

仲介手数料は家賃の55%を原則としているので、相場の半額程度です。

 

さらに「エイブル学割」「エイブル女子割」「エイブルリピート割」の3つのキャンペーン(2023年現在)を行っています。

 

キャンペーンを活用すれば、仲介手数料が規定額より10%OFFとなるため、より安い手数料で済ませられるでしょう。

 

キャンペーンは併用可能なので、うまく利用できれば最大30%割引されます。

 

<おすすめポイント>
  • ・店舗数が多い
  • ・仲介手数料が家賃の55%
  • ・キャンペーンが適用されればさらに安くなる

 

第7位 ミニミニ

ミニミニは賃貸物件の仲介・管理を行う不動産会社です。全国に約1,000店舗の直営店を展開しており、知名度も高い会社です。

 

仲介手数料が家賃の55%となるうえ、多数の物件情報を抱えています。

 

初期費用の分割払いや、敷金0円、礼金0円などのプランも用意されているほか、保険や引越しなどの関連サービスも充実しています。

 

また敷金礼金0円の「スーパー君シリーズ」を利用すれば退去時は鍵を返還するだけで済み、コストを抑えたうえに手続きが完結な特徴もあります。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料が家賃の55%
  • ・物件数が豊富にある
  • ・初期費用の分割払いも可能

 

第8位 ビレッジハウス

ビレッジハウスはソフトバンクグループ傘下の米投資会社フォートレス・インベストメント・グループによる賃貸住宅サービスです

 

仲介手数料だけでなく、敷金・礼金、更新料も無料となり、引越しサポートも受けられるため、初期費用を大きく抑えることができます。

 

家賃も2万円~と低価格であり、とにかく住宅費を抑えたい方におすすめです。また、入居審査が緩いため、収入の少ない方や高齢者、外国人でも比較的入居しやすい特徴があります。

 

ただし、築年数の古い建物が多いため、新しい住宅に住みたい方は希望を満たす物件が見つからないかもしれません。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料・敷金・礼金が0円
  • ・引越しサポートが受けられる
  • ・入居審査が緩く高齢者や外国人も入居しやすい

 

第9位 リブマックス

リブマックスは賃貸仲介、ホテル運営、サブリース、マンスリーマンションなどさまざまな事業を手掛ける不動産会社です。仲介手数料は家賃の55%としているため、相場の半分程度です

 

特に関東や近畿エリアは物件が多く、敷金礼金なしの物件もそろっているので、初期費用を抑えやすいでしょう。

 

「セットアップ賃貸」という家具家電付きの物件やデザイナーズ物件も多く扱っています。ただし、上記のような物件は家賃が高めである点は理解しておきましょう。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料が家賃の55%
  • ・関東や近畿エリアは物件が豊富にある
  • ・家具家電付き物件、デザイナーズ物件も多い

 

第10位 レオパレス21

レオパレス21は単身者用アパート「レオパレス21」を提供している大手不動産会社です。

 

全国各地に多数の物件を保有しており、賃貸物件の管理戸数は約56万戸に上ります。店舗数は全国で100店以上あり、知名度も大きい会社です。

 

レオパレス21の物件は仲介手数料が無料で、さらに部屋が30㎡未満であれば敷金もかからないため、初期費用を抑えられます。家具・家電付きの部屋もあるため、すぐに入居したい方にもおすすめです。

 

ただし、家具・家電付きの部屋は便利な反面、家賃相場はやや高めに設定されている点に注意しましょう。

 

<おすすめポイント>
  • ・仲介手数料が料、30㎡未満であれば敷金も無料
  • ・物件数が豊富にある
  • ・家具・家電付きの部屋もある

仲介手数料が安い不動産会社を選ぶメリット・デメリット

仲介手数料が安いことはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。

 

<メリット>

初期費用を抑えられることが、仲介手数料が安い最大のメリットといえます。

住宅の住み替えをするときは、引っ越し代のほか、敷金、礼金など多くの費用がかかるため、少しでも初期費用を節約できるのはありがたいことです。

 

仲介手数料は家賃1ヶ月分+消費税が基本なので、特に家賃の高い物件の場合は重い負担になります。

無料や半額にできれば、大きなコスト削減につながるでしょう。

 

<デメリット>

仲介手数料を安く済ませようとすると、選択できる物件の数が狭まる可能性があります。

東京では仲介手数料無料の会社も増えてきましたが、それでも選択肢は限られてしまうでしょう。また、仲介手数料を安くするために、入居希望者へのサポートを手薄にしている不動産会社も少なくありません。

 

そのため、物件の案内から契約締結まで十分なサポートを受けたい方は、不動産会社の選定を慎重に行う必要があります。

 

テレルームでは仲介手数料が無料なうえ、電気・ガス・水道などのライフラインや引越し業者の手配、ネット回線の開通などの契約も一任できます。

初期費用を抑え、さらに手厚いサポートを受けスムーズに契約したい方におすすめです。

 

東京で賃貸物件を探すときの注意点

東京で賃貸物件を探すときの注意点を3つ紹介します。

 

  1. 1.仲介手数料以外の初期費用を把握する
  2. 2.賃料相場を知る
  3. 3.希望条件を明確にする

 

仲介手数料以外の初期費用を把握する

不動産を賃貸するときの初期費用は、仲介手数料だけではありません。

主に以下の費用がかかります。

 

主な初期費用
  • ・敷金
  • ・礼金
  • ・鍵交換費
  • ・保証料
  • ・火災保険料
  • ・前家賃
  • ・その他オプション費用

 

仲介手数料が無料であっても、敷金・礼金などの費用が割高なケースもあります。

逆に仲介手数料が1ヵ月分かかるケースでも、敷金や礼金が無料であれば初期費用は大きく抑えられます。

 

また、鍵交換費、保証料、火災保険料、前家賃などはかかる場合とかからない場合があるので、必ずチェックするようにしましょう。

 

さらに害虫駆除、消毒消臭サービスや入居者サポートサービスなどのオプション費用に組み込まれているケースもあります。

 

仲介手数料だけではなく、すべての項目をチェックして実際にシミュレーションすることが、初期費用を抑えるポイントといえます。

 

なお、株式会社テレルームではオプション費用は一切かかりません。そのためどなたでも初期費用を抑えて物件を借りることが可能です。

 

仲介手数料が安いという理由だけで不動産会社を選ぶのではなく、初期費用を確認してから相談しましょう。

 

賃料相場を知る

賃貸住宅を探すときにもっとも気になるのは家賃でしょう。

特に東京は賃料相場が高めなので、自分なりに予算を立てて、無理のない範囲の物件を選ぶことが大切です。

 

住みたいエリアの賃料相場を知っておけば、予算内の物件を探しやすくなります。

 

賃貸サイトなどで調べれば、部屋の広さや駅からの距離なども、ある程度予想が立てられるようになるでしょう。また、不動産会社と家賃の値引き交渉などをする際、周辺の賃料相場を知っておけば、交渉材料として使える場合もあります。

 

希望条件を明確にする

東京は物件数が多いので、どんな部屋に住みたいか条件を明確にすることが大切です。条件が定まらないまま部屋探しをしても、物件数が多すぎて、どこにすべきかの判断がつかないでしょう。

 

希望する駅や沿線、部屋の間取り、駅までの距離、家賃の目安などは最低限決めておくことをおすすめします。賃貸サイト上で希望条件を入力し、実際に検索すればイメージが固まってくるでしょう。

 

まとめ

東京で仲介手数料が安い会社を10社紹介しましたが、各社ともさまざまな特徴があることが理解できたのではないでしょうか。

 

仲介手数料は不動産を賃貸するときの初期費用として、大きな割合を占めますが、仲介手数料以外にも注意すべき点はたくさんあります。

 

敷金、礼金のほか、オプション費用などが発生する場合もあるため、一律で決まっている会社を選ぶことをおすすめします。

 

最初にご紹介した株式会社テレルームは仲介手数料無料に加え、ライフラインの契約手続きや引越し業者の手配なども一任できるため、スムーズに引越しすることが可能です。

 

初期費用を抑え、早めに手続きを終えたい方は、ぜひ相談してみてください。

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