【12月9日 AFP】先月、約7年半ぶりに自宅軟禁を解除されたミャンマーの民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さん(65)の半生を描いた映画で、マレーシア出身の女優ミシェル・ヨー(Michelle Yeoh、48)がスー・チーさんを演じることになった。既に撮影が行われているタイの地元メディアが8日、報じた。

 スー・チーさんの広報担当者によれば、ヨーさんは6日、ミャンマー・ヤンゴン(Yangon)にあるスー・チーさん宅を訪問したという。

 映画のタイトルは『Dans La Lumiere(光の中へ)』。『レオン(Leon)』や『フィフス・エレメント(The Fifth Element)』で知られるフランス人映画監督リュック・ベッソン(Luc Besson)がメガホンを取る。

 ミス・マレーシア(Miss Malaysia)にも選ばれたことのあるヨーは、1997年の『007/トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies)』でボンドガールを演じて世界的に有名になった。その後は『グリーン・デスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon)』や『SAYURI(Memoirs of a Geisha)』などに出演している。(c)AFP

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