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タイヤの知識 ブログ

エアバルブとは?タイヤ交換時には変えたほうが良いの?[ゴムバルブ]

2016年2月18日

エアバルブ タイヤ 交換 種類

自動車のタイヤに空気を入れるための入口となるエアバルブ。

小さくてあまり目立たないため、ほとんど意識をしない方も多いのではないでしょうか。

しかしエアバルブはタイヤの空気圧を適切に保つための重要な部品。タイヤのように劣化もしていきますので、定期的な交換が必要です。

今回は、エアバルブの構造や種類、交換タイミングや必要な費用などを詳しく解説していきます。

エアバルブはタイヤに空気を入れる際の”入口”となる部品です

エアバルブ外側

エアバルブは、タイヤに空気を入れる際にエアー充填用のホースをつなぐ部品です。

また、エアーを入れた後は、タイヤ内に入った空気が抜けないように栓をする役割もあります。

タイヤの中には空気が約2.5kgf/cm2もの圧力で入っており、常にエアバルブには大きな負荷がかかっています。

もしエアバルブに不具合が生じるとエアーが漏れていき、最悪の場合パンクのようにタイヤがぺしゃんこになって走行不能に陥ることもあります。

たった5cm程度の小さなパーツですが、車の走行状態に関わる重要な役割を担っている部品だと言えるでしょう。

エアバルブは大きく分けて2種類あります

自動車用のエアバルブは、大きく2種類に分けられます。

  1. ゴムバルブ(スナップインバルブ)
  2. 金属バルブ(クランプインバルブ・スチールバルブ)

1.ゴムバルブ(スナップインバルブ)

ゴムバルブ

ゴムバルブはその名の通り、ほとんどがゴムで覆われている構造をしています。

最もメジャーなエアバルブで、自動車メーカーの純正ホイールについているエアバルブのほとんどがこのタイプを採用しています。

内部には金属バルブステムが隠れており、別名スナップインバルブとも呼ばれています。

値段が安価で構造が単純ですので、信頼性自体は金属バルブよりも高くなっています。

ただし剥き出しのゴムは紫外線や雨風に弱いため、金属バルブと比べて表面劣化しやすいデメリットがあります。

メリットデメリット
・値段が安い
・取り付けが簡単
・信頼性が高い
・劣化しやすい
・デザイン性が悪い

ゴムバルブは、分解すると3つのパーツに分けられます。

バルブ構造

左からバルブキャップバルブコアバルブ本体となっています。

バルブコアの中央部分の黒い部分はゴムでできているため、こちらも劣化によって不具合が生じることがあります。

ほかにも、ゴムバルブにはスリーブ付きのバルブもあります。

スリーブ付き飾りつきバルブ

写真のように、外から見ると金属バルブのようにすっきりとした見た目に変わります。

スリーブ付きバルブ装着例

このバルブに交換するだけでも足回りがグッとオシャレに見えます。

ホイールにこだわりがある方や、足回りをドレスアップしたい方にとてもおすすめです。

また、ゴムの劣化に影響する紫外線や雨水・泥水などを直接浴びることを防ぐ効果も期待できます。

2.金属バルブ(クランプインバルブ・スチールバルブ)

金属バルブ

取り付け部分がナットになっているタイプで、ホイールに締め込んで固定します。

別名クランプインバルブスチールバルブとも呼ばれています。

本体も金属で出来ているため価格はゴムバルブより高くなりますが、デザイン性が高く、カラーバリエーションも豊富ですので、カスタムにこだわる方にもおすすめです。

また、ゴムバルブは本体が劣化すると本体ごと交換しなければいけませんが、金属バルブはゴムパッキンのみ取り外しが可能で、本体の再利用が可能です。

ただしゴムタバルブのようにはめ込んで固定するのではなく、ナットで締めるタイプであるため、振動で徐々に緩んでくることもあります。

メリットデメリット
・デザイン性が高い
・本体は再利用可能
・価格が高い
・振動や衝撃に弱い

もしエアバルブを交換せずに放っておくと

上記でご紹介したように、エアバルブの主要部分はゴムで出来ています。

しかし、ゴムは徐々に縮んだり硬くなったりと、時間と共に劣化していきますので、エアバルブは適切な時期に交換しないとタイヤに様々な不具合が出てきます。

エアバルブの劣化自体は徐々に進むため、いきなり空気が抜けて走行不能になるなどの突発的なトラブルは起きにくいと言えるでしょう。

ただし、気付かないうちに車性能を悪くしたり、タイヤがダメージを蓄積していたりと、徐々に空気が抜けていくことで起こる不具合もあるため、十分な注意が必要です。

  • 走行中にバーストする危険がある
  • 燃費や乗り味が悪化する

例えば空気圧が抜けたタイヤのまま高速道路を走行すると、走行中に「スタンディングウェーブ現象」が起こりやすくなり、タイヤバーストする危険があります。

スタンディングウェーブ現象

空気圧が不足したままタイヤが高速回転するとウェーブ状(波状)に変形する現象のこと。そのまま走行を続けるとタイヤが加熱され、バーストの危険がある。

ダンロップ公式サイト「スタンディングウェーブ現象について」より

また、空気が抜けるとタイヤの転がり抵抗が大きくなり、燃費が悪化します。タイヤ自体の剛性も落ちるため、ふにゃふにゃした乗り味になることもあります。

エアバルブの交換時期は2〜3年程度に1回

エアバルブが劣化するとゴムにヒビが入ったり、最悪の場合バルブ自体が折れてしまったりすることもあります。

そのため基本的にはおおよそ2〜3年程度に1回は交換することをおすすめします。このあたりもタイヤの交換タイミングと同じですね。

ただし、日光にあたる場所や、雨ざらしになっていると劣化の速度が早まりますので、さらに早めの交換が必要です。

金属バルブのパッキンも劣化に要注意

バルブパッキン劣化ひび割れ

金属バルブにもホイールと接している部分はゴム製のパッキンが使われています。

この部分が最も負荷がかかる部分ですので、ひび割れたり裂けたりするとそこからエアーが漏れてしまいます。

やはり金属バルブのパッキンも2〜3年に1回は交換したほうが良いでしょう。

金属バルブのパッキンは種類によって大きさや凹凸の有無などの違いがあり、種類もたくさんがあります。

ものによってはパッキンの交換ができずバルブごと交換する必要が出てきますので、お店で確認してもらう方が良いかもしれません。

エアバルブからのエアー漏れを確認する方法

エアバルブから生じるエアー漏れは、大きく分けて2パターンがあります。

  1. バルブ本体から
  2. バルブコアから

どちらもゴム部分の劣化によってエアー漏れが起きますが、発生部位が異なります。

それぞれ確認していきましょう。

1.バルブ本体から

ひとつめが「バルブの根元」から漏れるケースで、ゴムバルブからエアーが漏れる原因のほとんどがこれです。

バルブ本体の周辺に石鹸水をつけてからバルブを左右に曲げると、シャボン玉ができたらエアー漏れをしていることになります。

エア漏れ付け根

バルブのゴムが劣化して大きくヒビが入ってしまっていると、このようにエアーが漏れているのが確認できます。

2.バルブコアから

ふたつめが、バルブ内にある「バルブコア」のゴム部分が劣化することで生じるエアー漏れです。

写真のようにバルブの上部に石鹸水をつけてシャボン玉ができると、バルブコアからのエアー漏れということになります。

エア漏れバルブコア

このように、両パターン共徐々に空気が抜けていくため、日常でエアー漏れに気付くのはなかなか困難です。

気が付いた時にはタイヤ内の空気が減ってまともに走行ができなくないなんてことも珍しくありません。こうなる前にできるだけ早めの交換が必要です。

エアバルブの交換方法

ここでは、エアバルブの交換方法をご紹介します。

ゴムバルブはホイールのリム部分に直接はめ込まれていますので、交換する時はタイヤをホイールから外す必要があります。

ゴムバルブはゴムの弾力を利用してホイールとの隙間を密閉しているため、一度ホイールから取り外すと密着性が損なわれてしまいます。

そのためゴムバルブ本体の再利用はできません。

エアバルブの付き方

ゴムバルブを取り外す時は、ホイール内側に出ている本体部分をニッパーやカッターなどでカットしていきます。

取り付けには「バルブインサーター」と呼ばれる専用工具を使ってバルブを引っ張り上げる必要があります。

金属バルブはホイール内側にナットで固定されていますので、レンチを使って脱着します。

ちなみにお店でエアバルブを交換するとなると、ゴムバルブ・金属バルブ共にホイールからタイヤを取り外す工程も合わせて40分ほどお時間がかかります。

※特殊なホイールやタイヤだともう少しかかります。

エアバルブ交換にかかる費用

エアバルブの交換はホイールからタイヤを取り外す工程を踏む必要があるため、その作業工賃も必要になります。

逆に言うと、タイヤやホイールを交換するタイミングで一緒に交換を行えば、タイヤ脱着分の工賃を抑えることができます。

当店でもエアバルブ交換のみの場合は工賃が必要になりますが、タイヤ・ホイール交換と同時であれば作業工賃は無料で実施させていただきます。

ちなみに当店でエアバルブを交換する時の料金は以下の通りとなります。

種類1本4本
①ゴムバルブ330円〜(税込)1,320円〜(税込)
②スリーブ付きバルブ660円~(税込)2,640円~(税込)
③金属バルブ1,650円〜(税込)6,600円〜(税込)
④金属バルブ用パッキン770円~(税込)3,080円~(税込)

※バルブ本体+工賃の値段となります。
※②はスリーブ(飾り)の価格も含まれます。
※④はバルブ本体はそのまま使うため「部品代(パッキン等)+工賃」となります。

また、当店では空気圧センサー(TPMS)付きエアバルブの交換も承っております。

TPMSについての詳細や料金などは、下記ページで詳しくご紹介しています。

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まとめ:エアバルブはタイヤ交換と一緒に交換することをおすすめします

エアバルブは非常に小さな部品ではありますが、自動車が安全に走れるための重要なパーツです。

エアバルブ自体は高価なものではありませんが、単体での交換はタイヤの脱着工賃もかかるため、なるべくタイヤ交換のタイミングで一緒に交換しておいたほうがお得です。

エア漏れの確認方法についてもお伝えさせていただきましたが、慣れないと判断は難しいかもしれません。

当店にお車をお持ち込みいただければ、直接バルブの状態を見てスタッフが確認し、交換の要・不要についてのご説明をさせていただきます。

また、タイヤに関してのご不明点もお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが丁寧にお答えさせていただきます。

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