「てんぷら近藤」の主人ら現代の名工に 150人を表彰

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滝沢卓
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 厚生労働省は8日、各分野で卓越した技能を持つ「現代の名工」として、今年は150人を表彰すると発表した。東京・銀座に店を構える「てんぷら近藤」の主人、近藤文夫さん(72)は1967年に始まった現代の名工で天ぷら料理人として初選出となった。

 近藤さんの技術で特に評価されているのは、薄い衣で揚げる腕前だ。香りや色をいかした野菜の天ぷらで食通をうならせ、「ミシュランガイド東京」では11年連続で二つ星に輝く。

 東京都足立区出身。6歳で父…

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