2004年2月20日 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大王製紙 (株) が50万人もの購買履歴データをもとに、分析・開発
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大王製紙株式会社では、2004年2月21日(土)より、多様化する生理用品市場での、独自のマーケティング調査をもとに開発した生理用ナプキン「elisさらさらシルク」シリーズを発売致します。
「elis さらさらシルク」シリーズから新たに発売されるのは、基本機能を重視したい女性へ向けた「elis さらさらシルク ベーシック」シリーズ、ヒップラインが気になる女性へ向けた「elis さらさらシルク NOラインスリム」シリーズ、モレが気になる女性へ向けた「elis さらさらシルク ウルトラガード」シリーズの全部で3ライン。これらの商品は、当社が全国の50万人を超える購買履歴データをグルーピングして分析した、“生理用品を購入する際の女性の意識”に基づき開発されました。 この調査によると、生理用品を購入する女性が「モレに対する機能を最重要視している」グループと「モレも重要だが、その他の価値や機能も重視して選ぶ」グループに分けられることがわかりました。当社ではこのマーケティング分析結果に着目し、それぞれのグループに属する消費者が求めている個々のニーズに沿った商品展開を実施致します。 これまで長時間用・特に多い日の夜用といった、使用シーン毎に区切られてきた商品を、より生理用品購入時の意識(ニーズ)の違いによってグループ化し、各商品の機能を特化しました。さらに店頭でのわかりやすさと選びやすさを追求したパッケージデザインも、新たな試みとして採用致しました。 ■「商品の区別がしにくい」生理用品の現状 当社が実施した全国の生理用品販売店を対象とした購買調査によると、生理用品購入者の約7割の女性が、生理用品棚にある商品を選びにくいと感じています。 その理由は「商品の区別がしにくい」「自分が欲しい商品がどれかわからない」といったパッケージに関する不満の声が多く、男性の目が気になる売り場だからこそ、自分に合った商品をひと目で探し出せる工夫が求められているといえます。
■6グループに分類される女性の意識 生理用品を購入する際の女性の意識は、経血量と商品に対する付加価値の求め方によって、大きく2種類、全6タイプに分類できます(図1)。消費者は個々のニーズに合った商品を購入したいと考えており、そのニーズは今後も多様化しながら高まり続けると考えられます。この結果を受け、当社は消費者のニーズに合った機能を備えた商品を開発(図2)、平成15年4月に販売開始した「新・素肌感」に今回新発売する3シリーズを合わせて、当社の生理用品は全4シリーズとなります(図3)。
■「ひと目でわかる」商品パッケージ 各社で生理用品の商品開発が激化し、商品が多様化するにつれ、その特長が消費者に伝わりにくくなっている現実があります。生理用品を購入する女性の多くは、数ある商品の中から自分が求めている機能を持ち合わせた商品を素早く探し出し、ストレスを感じることなく購入したいと考えています。 当社では、“わかりやすく買いやすいパッケージデザイン”をライン別に採用しました。モレを気にする女性の「ウルトラガード」シリーズには「がっちりガード派の」、ナプキンのヒップラインを気にする女性のための「NOラインスリム」シリーズには「パンツ派の」というように、「誰のための商品か」を分かりやすく表記し、各商品の特長を訴えています。
<モレに対する消費者の意識>
商品規格
|