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胴付長靴(ウェーダー)の選び方は素材の組み合わせが大事!おすすめ10製品も

『胴付長靴(ウェーダー)の選び方は素材の組み合わせが大事!おすすめ10製品も』

胴付長靴はあらゆる水場作業で使われています。
用途に応じて色々な素材やタイプの製品が販売されているので、選び方が分かりにくいこともあるかもしれません。

そこで今回は、用途や目的に応じた胴付長靴選びに役立つ情報についてご紹介します。
終盤には、おすすめの製品もご紹介しているので、お仕事や趣味の道具として胴付長靴をお探しの方はぜひ製品選びにお役立てください。

INDEX

胴付長靴の選び方のポイントとは?

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胴付長靴は、胴体(胸当たり)まである長靴のことです。
サロペットのような見た目で、胴体部分〜靴の部分までが防水素材で作られています。
  ● 漁業
  ● 農業
  ● 食品生産/加工
  ● 清掃
などの、水を扱う業務で用いられます。

釣りやアウトドアなどの趣味の分野でもよく使用され、大手ホームセンター等でも販売されているのを目にしたことがある人も多いでしょう。

そんな胴付長靴の選び方のポイントとして、
  ● 用途にあった素材
  ● 季節
  ● 使用する環境
こちらの3点が挙げられます。

用途に合った素材

まず大切なのは、胴付長靴をどの用途で使用するかです。
  ● 仕事として日常的に使うのか
  ● 特定の作業のために短期間だけ使うのか
  ● 作業内容にどの程度防水性が必要なのか
といった用途を明確にすることで、適した素材や機能が選択できます。

日常的に使うのであればしっかりとした素材で、防水だけではなく滑りにくさや動きやすさなどのプラスアルファの性能に特化した製品を選ぶべきでしょう。
反対に、短期間のみの使用であればそれほど高い機能やスペックは不要なケースも多いです。

胴付長靴は防水素材が使われていますが、素材や加工方法によって使用感は変わります。
どんな素材が使われているのか、素材ごとの違いはなにか、という点については後程詳しくご説明いたします。

季節

胴付長靴をどの季節に使用するかという点も、製品選びの重要なポイントです。
防水=気密性が高いので、夏場は蒸れやすくなってしまいがちなので防水性能はしっかりとありながらも、薄手で裏面がメッシュ加工されたものがおすすめです。

反対に寒い季節は水温の関係で余計寒くなるので、厚手で保温性の高い素材で出来た胴付長靴を選ぶとよいでしょう。

使用する環境

胴付長靴をどんな環境で使用するか、特に足場の状態はよく確認してください。
靴底部分の素材や加工は滑りにくさに直結するので、
  ● 水中で作業する
  ● 油など滑りやすいものを扱う
  ● 岩場など不安定な場所で作業する
という方は滑りにくいソールを選びましょう。

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ウェーダーとの違い

胴付長靴は、ウェーダー(Wader)と呼ばれることもあります。
ウェーダーとは足元だけでなく広い範囲をカバーするための長靴なので合っているのですが、厳密には胴付長靴はチェストハイウェーダーと分類されます。

長靴の長さによって以下のように名称が異なるので、それぞれの特徴を押さえておけば製品探しの際に役立ちますよ。

チェストハイウェーダー

参照:
DAIWA : ダイワタイトフィットスーパーブレスウェーダー SBW-4206R(チェストハイ) - Web site

胸元まであるタイプのウェーダーで、胴付長靴と呼ばれるのはこのタイプです。
防水できる範囲が最も広いことから、水が入り込みにくく水深が深いところでも作業がしやすいです。

ただ、中に水が入ってしまうと重くなって水中に沈んでしまう可能性がありますので、海や川などで着用する場合は水が入りすぎないようにベルトをつけましょう。また、ライフジャケットも必ず併用してください。

ウエストハイウェーダー

参照:
DAIWA : ダイワフィッシングウェーダーFW-3202R/FW-4202R - Web site

ウエストハイウェーダーは、腰上あたりまであるタイプのウェーダーです。
膝丈くらいまでの水位なら快適に利用できます。

チェストハイウェーダーと比較すると蒸れにくく動きやすいので、春〜夏の使用にも向いています。

ヒップウェーダー

参照:
ハイパーウェーダー(ヒップ・フェルトソール) | ウェーダー・タイツ | ウェーダー・フットウェア | アパレル | 製品情報 | SHIMANO シマノ

ヒップウェーダーは足の付け根あたりまでの長靴で、ウェーダーについたループをズボンのベルトに回して固定します。
浅瀬や小さな川など水深が浅い場所での使用や、足元だけ気をつけたい場合などにおすすめです。

チェストハイやウェストハイと比べると着脱が容易ですが、使用される場が限定されるのでそれほどメジャーではありません。

胴付長靴選びに役立つ素材やタイプの違いを知ろう

胴付長靴の素材は複数あり、それぞれに特徴があります。
こちらでは素材ごとの特徴や、胴付長靴の機能についてご紹介します。

ゴム製

ゴム製の胴付長靴は丈夫で長く持ち、お手入れもしやすいのが特徴です。
しかし、着用時の重さと価格が高いことから天然ゴム製の胴付長靴はあまり作られていません。
元々胴付長靴は天然ゴム製のものが主流でしたが、現在では合成ゴム(クロロプレン)が主流になっています。

ネオプレン(クロロプレン)製

ネオプレン(またはネオプレーン)とは、デュポン社が開発した合成ゴム(クロロプレン)素材の商品名です。
保温性が高く、耐久性にも優れていることからウェットスーツの素材としても使用されています。
気温の低い季節の使用におすすめです。

フィット感はあるものの生地は3〜5mmと厚いため、重くなりがちです。
初めて使用する方は慣れるまで動きづらいと感じるかもしれません。

ナイロン製

ナイロン製は他の素材と比べてもリーズナブルなので、初めて胴付長靴を使う方や、趣味で使用する方から人気があります。

透湿性(湿度を逃す性能)はありませんが、薄い素材なので動きやすく夏場以外ならそれほど蒸れは気にならないでしょう。

防水透湿素材

防水透湿素材は、防水性能を持ちながらも内部の湿気は外に出すという仕組みの素材です。
メーカーによっても構成は異なりますが、防水透湿素材は超微細な穴が空いたフィルム素材と撥水性の高い表地・吸水性の高い表地を組み合わせて作られます。

参照:
【レイン特集】最近よく耳にする『透湿防水素材』まとめてみました! - Webike Plus

この仕組みにより外部からは水が入らず、内部の湿気を放出するため蒸れにくく快適に使用できます。
防水透湿素材は胴付長靴以外にもレインウェア、アウトドア用アウター、手袋、スニーカーなどに使用されています。

防水透湿素材はメーカーやグレードによって、耐水性・透湿性のレベルが異なります。
購入の際は、『対水圧(どれくらいの水深に耐えられるか)』『透湿性(24時間で輩出された水蒸気の量/uあたり)』の数値を確認の上、用途やご希望の使用感に合ったものをお選びください。

ただ、生地自体は薄いので冬や水温が冷たいエリアでの使用時には防寒対策は必須です。


ハイブリッドタイプ

防水透湿素材は機能的で使用感にも優れた素材ですが、利用者からは
  ● 胴付長靴のように表面積が大きい製品だと価格が高くなる
  ● 製品によっては防水性能に不安がある
といった意見も見受けられました。

また、全面にネオプレン等の重量な生地を使用すると重たく、動きにくいという問題もあります。
こうした点が気になる方におすすめなのが、胸部と脚部分の素材が異なるハイブリッドタイプの胴付長靴です。

生地の組み合わせは製品によって様々ですが胸部に防水透湿素材を使用して、靴から脚の部分はネオプレン等の防水性の高い生地を使用することが多いようです。

長靴部分は耐油長靴・ゴム長靴?どれを選ぶべき?

胴付長靴の長靴部分は、製品によって仕様が異なります。
長靴部分の素材も用途や使用環境に合ったものを選びましょう。

水産、食品生産・加工などで油を扱う場合は、油分で劣化しにくい耐油長靴がおすすめです。
耐油加工がされていない合成ゴムの長靴は、油分の影響で変形したり硬度が低下するなど劣化しやすいので油を多く扱う現場には向きません。

油は滑りやすいので、耐油性だけではなく耐滑性能もある長靴だとより快適に作業ができるでしょう。


耐油加工が不要な場合は一般的なゴム底長靴でも大丈夫なのですが、使用感を重視するならば長靴部分の長さ・太さ・柔らかさにも注目してください。
用途にもよりますが、長靴部分は短く柔らかい素材の方が足首やつま先を曲げた時にフィットします。

水中で作業する場合は、太い長靴だと水の抵抗を受けやすいので細身の長靴がおすすめです。

胴付長靴の使用感向上にはソールの種類も重要

胴付長靴の使用感を良くするためには、ソール(靴底)部分の形状や加工にもこだわりましょう。
胴付長靴は水場や自然の中など不安定な場面で使われることが多いので、安全に使用するためにも場面にあったものを選んでください。

ラジアルソール

ラジアルソールはデコボコしたゴム製のソールです。
一般的な長靴やスニーカーのソールによく似ており、堤防や砂地、舗装されていない土の上などに適しています。
メンテナンスが楽で耐久性にも優れています。

一方で、表面がツルツルしているところ、藻などでヌルヌルしている場所では滑りやすく危険です。

フェルトソール

フェルトソールはフェルト繊維で出来ており、ソールで濡れた場所だと水分を吸収してグリップが効き歩きやすいソールです。
渓流・磯・ゴロタ浜など濡れた岩場の上でも滑りにくいので、最初に買うならこちらのフェルトソールが使いやすいでしょう。

ただ、海藻のヌルヌル成分はフェルトに染みこみにくいので、グリップ力が発揮されにく歩きにくくなってしまいます。

フェルトスパイクソール

フェルトスパイクソールは、フェルトソールに金属のスパイクピンが打ち込まれたソールです。
スパイクが引っ掛かりを作るため、ぬめりのある場所や砂地などでも歩きやすいのが特徴。

ただ、スパイクピンが引っかからないコンクリート上やつるつるした場所だと、却って歩行が不安定になることもあります。

胴付長靴のおすすめ10製品をご紹介!

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胴付長靴は素材や本体の形状、長靴のタイプなどの要素によって使い心地が大きく変わることが分かりました。
こちらでは、現場市場で厳選した様々なタイプの胴付長靴おすすめ10製品をご紹介していきます。

弘進ゴム 特胴付長 K型 黒 27

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商品名 弘進ゴム 特胴付長 K型 黒 27
メーカー 弘進ゴム(株)
価格

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当日発送 ×(2〜3日後に発送)
サイズ 脇丈:125.0cm(25.5〜26.0cmの場合)
仕様 ・裏布なし
・1.2mm圧胴ゴム
・底周り補強ゴム付
・ロール底
・ゴムひも付
バリエーション あり
商品ページはこちら

TRUSCO PVC軽作業用胴付長靴 LL 27.0cm

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商品名 TRUSCO PVC軽作業用胴付長靴 LL 27.0cm
メーカー トラスコ中山(株)
価格

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当日発送 ×(1〜2日後出荷)
サイズ 総丈:145cm
股下:98cm
仕様 ・材質
胴部・靴部:塩化ビニール(PVC)
底部:耐油性塩化ビニール(PVC)
内側:ナイロン
・カラー:ネイビー
バリエーション あり
商品ページはこちら

ハンシン F−71 ナイロンウェーダー ラジアル底 LL

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商品名 ハンシン F−71 ナイロンウェーダー ラジアル底 LL
メーカー 阪神素地(株)
価格

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当日発送 ×(1〜2日後発送)
サイズ 総丈:145cm
股下:98cm
仕様 ・材質
胴部:ナイロン210デニール
靴部:耐油性塩化ビニール(PVC)
内側総メッシュ
・カラー:ベージュ
・セット内容:ウエストベルト、カップインソール
バリエーション あり
商品ページはこちら

TRUSCO ナイロン胴付長靴 LL 27.0cm TNW-270

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商品名 TRUSCO ナイロン胴付長靴 LL 27.0cm TNW-270
メーカー トラスコ中山(株)
価格

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当日発送 ×(1〜2日後出荷)
サイズ 総丈:145cm
股下:98cm
胴回り:1315mm
足幅:EEE
仕様 胴部:ナイロン210デニール
靴部:塩化ビニール(PVC)
底部:耐油性塩化ビニール(PVC)
内側:ナイロンメッシュ
・カラー:ブラック
・セット内容:ウエストベルト、カップインソール
バリエーション あり
商品ページはこちら

ハンシン W−88−K チェストハイウェーダー 先丸 27.0cm

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商品名 ハンシン W−88−K チェストハイウェーダー 先丸 27.0cm
メーカー 阪神素地(株)
価格

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当日発送 ×(1〜2日後発送)
サイズ 総丈:149cm
股下:98cm
足幅:EEE
仕様 胴部:ナイロン70デニール
靴部:塩化ビニール(PVC)
底部:フェルト
・カラー:カーキ
バリエーション あり
商品ページはこちら

弘進ゴム マリンキング軽快胴付長 27.0

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商品名 弘進ゴム マリンキング軽快胴付長 27.0
メーカー 弘進ゴム(株)
価格

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当日発送 ×(2〜3日後発送)
サイズ 脇丈:136cm
ズボン部分:厚さ0.37mm
仕様 胴部:片面PVC生地
ブーツ部分:ギャランG-100
・カラー:ブルー
バリエーション あり
商品ページはこちら

富士手袋 鉄芯鉄板入ナイロン胴付水中長靴

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商品名 富士手袋 ナイロン胴付水中長靴モスグリーン
メーカー 富士手袋工業(株)
価格

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当日発送 ×(1〜2日後発送)
サイズ 総丈:142cm
股下:89cm
足幅:EEE
仕様 胴部:表ナイロン/裏 PVCコーティング
靴部:塩化ビニール(PVC)
先芯:鉄製
・カラー:モスグリーン
バリエーション あり
商品ページはこちら

SHIBATA 胴付水中長靴 ND010 27.0CM ND010-27.0

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商品名 SHIBATA 胴付水中長靴 ND010 27.0CM ND010-27.0
メーカー シバタ工業(株)
価格

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当日発送 ×(1〜2日後発送)
サイズ 総丈:132cm
股下:79cm
足幅:EE
仕様 胸下〜靴まで一体成型品
肩ゴム・腰ゴムバンドはワンタッチバックルで着脱しやすい
胴部/底部:天然ゴム配合
・カラー:ブラック
バリエーション あり
商品ページはこちら

ロゴス クレモナ水産 胴付き長靴 鉄紺 27.0cm 10068270

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商品名 ロゴス クレモナ水産 胴付き長靴 鉄紺 27.0cm 10068270
メーカー (株)ロゴスコーポレーション
価格

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当日発送 ×(1〜2日後発送)
サイズ 総丈:144cm
股下:92cm
足幅:EEE
仕様 胴部:Kクラレ製ポリエステル基布に両面PVCラミネート加工
靴部・底部:特殊配合PVC
・カラー:鉄紺
バリエーション あり
商品ページはこちら

富士手袋 ナイロン胴付水中長靴モスグリーン

イメージ画像

商品名 富士手袋 ナイロン胴付水中長靴モスグリーン
メーカー 富士手袋工業(株)
価格

<%price_01106120%>

当日発送 ×(1〜2日後発送)
サイズ 総丈:142cm
股下:89cm
足幅:EEE
仕様 胴部:表ナイロン/裏 PVCコーティング
靴部:塩化ビニール(PVC)
・カラー:モスグリーン
バリエーション あり
商品ページはこちら

まとめ

胴付長靴は、デザインや色合いが似ているものが多く選び方が分からないという方も少なくないでしょう。
胴付長靴を仕様する現場は長時間作業することも多いので、防水性能だけではなく蒸れにくさや動きやすさなどの快適性にもぜひ注目してください。

まず用途と使用する環境から考えるとそれに合った素材・形状・機能が絞りやすくなるので、今回ご紹介したポイントが皆さまの製品選びに役立てば幸甚です。

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ヤスのコメント

胴付長靴は現場はもとよりアウトドアなどでも使われており意外に身近なアイテムですが、深い場所で転倒すると水が大量に入り込み沈んでしまい、事故にもつながってしまうこともある結構シビアなアイテムです。
価格だけをみて変な安物を買うと転倒対策が施されていなかったりするので、購入の際には自分の作業箇所に合わせた機能がきちんと備わっているか確認しましょう。




この記事を書いた人

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ヤス

愛車はシトロエンC3。前職は家具メーカーのECサイト運営。現場市場の企画・撮影を担当。知られざる「現場にあると嬉しいモノ」を知ってもらうことを目的に活動中。休日の日課はもちろん洗車です!

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