東京の新宿副都心を望む都心立地で、東中野駅から程近い神田川沿いに計画された高密度集合住宅。ファミリータイプとシングルタイプからなる173戸を有する。桜並木が美しい神田川に面した立地を活かし高密度でありながら、ゆとりと開放感を感じられる新しい都市型ライフスタイルを実現した。中庭を囲み、神田川スリットを設けた配置計画。中庭と外部を連続させることで、全ての人が季節の移ろいを感じ、神田川沿いの開放感を共有できるようにした。スケール感を意識し、シングルタイプとファミリータイプを東西南北に適切なボリュームでブロック配置。各面の特性を活かしたファサードとした。住戸バリエーションはライフスタイルに合せ全26タイプ。シングルタイプ、ファミリータイプのほか2Wayタイプ、メゾネットタイプなど、暮らし方に合せて選べる住戸タイプを設定している。また、一般的にバリューの低い北向き住戸は、新たな価値を見出すため、桜並木のある神田川沿いの街並みに相応しいスケールとし、個性的な住戸プランと個別バルコニーデザインで価値を高めた。