AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶりのメジャー制覇を達成した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、国内凱旋(がいせん)試合の最終18番を2連続バーディーで締めくくり、最高の笑顔で大会を終えた。

5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの72で、通算4アンダーの13位だった。

以下、一問一答

-大会を振り返って

渋野 今日は出入りが激しかったです。イラッとする場面もあったけれど17、18番のバーディーで吹っ切れました。そこ(最後の2ホール)で取れるなら、最初から取っておけよ! って感じですね。ダボもあったし、パー5のボギーもあったし、もったいない。

-4番パー4でダブルボギーがあったが

渋野 (第2打が)フライヤーと、風に乗って、予想以上に落ちなかったです。

-体調不良もあった

渋野 今日が一番、体は楽でした。初日の発熱は予想外。だんだん体は動くようになったのに、(体調不良で)体が動かない時にアンダーを出して、体が動いている時(最終日)にイーブン。なんなんだ? 何も考えていない時に、スコアは出るんだな。ボギーを打った後にクソーっという気分になって、それをティーショットやパターにぶつけていました。

-今後も海外メジャーの翌週に、国内ツアーに出る方向か

渋野 今回は出ましたけれど、次からは考えながらやっていこうかな。今回、経験したことで、もう1つ選択肢ができました。(海外メジャーの翌週は)体を休める選択肢もあるし、今回と同じように3日間やる選択肢もある。また、いろいろ考えます。

-渋野フィーバーで、大勢のギャラリーが集まった

渋野 優勝してからの1週間(体調面で)しんどい部分もありました。でもギャラリーさんが体調を気にしてくれて。「カゼひくなよ~!」と。でも「カゼひいちゃったけど~!」みたいな。「(全英)優勝おめでとう」とも言ってもらえて、ここに来て良かった。

-北海道は満喫したか

渋野 トウモロコシの天ぷらが1番おいしかった。刺し身とか、豚汁も食べました。