名張毒ぶどう酒事件で弁護団が追加証拠提出
名古屋高裁に
三重県名張市で1961年に5人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、2年前に死去した奥西勝元死刑囚の遺族の弁護団は4日、第10次再審請求の追加証拠として、ぶどう酒の瓶を塞ぐ封かん紙に付着した成分についての新たな鑑定結果などを名古屋高裁に提出した。
弁護団は昨年5月、封かん紙から製造過程と異なるのりの成分が検出されたとする鑑定結果を提出。今回提出したのは名古屋高検の反論を受けた再鑑定の結果で、...
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