ペッパーランチ、客からO157検出 一部店舗を営業停止
ステーキチェーン「ペッパーランチ」を運営するホットパレット(東京・江東)は1日、ハンバーグを食べた客が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた問題で、保健所から同社店舗での飲食が原因との特定を受けたと発表した。体調不良を訴えた利用客から腸管出血性大腸菌O157が検出されたという。保健所は営業停止の行政処分を下し、対象店舗は1日から2〜4日間の営業を取りやめる。
10月14〜22日の間に、大分市と山口県山陽小野田市の2店舗でハンバーグを食べて体調不良を訴えた6人の客からO157が検出された。それぞれの自治体を管轄する保健所による処分を受けて、大分の店舗は1日から2日間、山口の店舗は1日午後4時から5日午前0時まで営業を停止する。大分の店舗はすでに10月31日から営業を取りやめている。
同社は「事態を厳粛かつ重大に受け止め、原因の特定に取り組む。全社、全ブランドをあげて安全衛生対策強化に取り組む」とコメントした。