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和食/好きなメニュー「寿司」8割、和の朝食が多い人は4割弱

2020年02月03日 13:50 / 販促

伊藤忠商事グループのマイボイスコムは1月21日、第3回「和食に関するアンケート調査」結果を発表した。

調査によると、和食が好きな人は、「好き」「どちらかといえば好き」を合わせて9割。「好き」と回答した人は全体では6割強だが、男性30代では5割弱と他の層より低くなっった。

好きな和食メニューは(複数回答)、「寿司」が81.3%、「刺身」「天ぷら」「うどん、そば」が各70%台となった。男性では「うなぎ」「とんかつ」、女性では「煮物」「炊き込みご飯、まぜご飯」の比率が高くなった。「から揚げ」は若年層、「お好み焼き、たこ焼き」は女性若年層、「煮物」「煮魚」「焼き魚」「豆腐料理」は高年代層で高い傾向があった。

<好きな和食メニューは>
好きな和食メニューは

和食を食べるシーンは(複数回答)、「夕食」が84.0%、「昼食」「外食」「旅行先」「朝食」が4~5割となった。「外食」「季節行事」「一緒に食べる人に合わせて」は、女性で比率が高い傾向がある。北海道や東北・九州では「朝食」が5割前後で、他の地域より高くなっている。

和食を食べる人のうち、毎日1回以上食べる人は6割弱。10・20代では4割強、60・70代では6割強となった。

自宅で和食のおかずを食べる人の重視点は(複数回答)、「栄養バランス」「野菜をたくさん食べる」「価格」「季節感」「原材料」が3割~4割で上位にあがった。「塩分控えめ」「新鮮さ」は、60・70代で高い傾向となった。

和食のイメージは(複数回答)、「庶民的」「季節感がある」が5割前後、「ヘルシー」「素朴」が各4割弱。「ヘルシー」「季節感がある」は、女性や高年代層で高くなった。

朝食のメニューは和食が多いかを聞いたところ、「和食系が多い」は36.4%、「和食以外が多い」は35.0%、「同じくらい」は10.2%となった。北海道・東北・北陸・九州では「和食系が多い」、近畿では「和食以外が多い」が高くなった。

<朝食のメニューは和食が多いか>
朝食のメニューは和食が多いか

和食の魅力について、全6232件の自由回答を集めた。男性では、「白米と、白米が進むおかず、それに味噌汁だけでも十二分に満足できる食事ができること」(男性29歳)、「胃への負担が少なく、消化に良い食べ物だという点が魅力だと思います。味わいも良いし、健康維持にはには欠かせない食べ物だと思います」(男性37歳)、「もし食べられなくなったら夢に出てきそうな感じがする欠かせない料理」(男性47歳)、「季節感が有り、旬の食材の味を活かせること」(男性52歳)といった声があった。

女性では、「出汁が好きなので、煮物など、味が染みたものがおいしいところと、油分が少ないので洗い物が楽なところ」(女性29歳)、「落ち着く食事。あっさりしているが満足できるメニュー」(女性35歳)、「自分で作るのは大変だが、作ってもらえるならぜひ食べたいと思うもの」(女性43歳)、「季節を味と目で楽しめる。またヘルシーなので健康に気を使いたいと思うと和食が多くなる」(女性60歳)といった回答があった。

調査は2019年12月1日~5日にインターネットで実施し、1万193件の回答を集めた。

■第3回「和食に関するアンケート調査」
第3回「和食に関するアンケート調査」

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