ステーキチェーン「ペッパーランチ」でハンバーグを食べた人に嘔吐や下痢の症状が相次いだ問題で、大分市保健所は、「パークプレイス大分店」で食事をした子供3人が腹痛や下痢の症状を訴え、腸管出血性大腸菌O157の感染が確認されたと明らかにした。3人はほかにも複数の飲食店を利用しており、保健所が関連を調査している。
保健所によると、感染が確認されたのは、児童1人と幼児2人。3人は入院しているが、快方に向かっている。
鹿児島県によると、ペッパーランチの姶良(あいら)市内の店舗でも14日に食事をした1人が下痢や嘔吐の症状を訴えている。O157の感染については「調査中」だという。
「ペッパーランチ」を運営するホットパレットは、今月14~22日にハンバーグを食べた人に症状が確認されたとして、全てのハンバーグメニューの販売を29日から休止している。