天ぷら鍋から出火か 住宅火災で1人死亡 

 20日午後8時ごろ、大阪府東大阪市太平寺の木造2階建ての二世帯住宅で「家が燃えている」と、通行人の男性から119番があった。火は約1時間後にほぼ消し止められたが、1人の死亡が確認された。

 大阪府警布施署によると、燃えたのは二世帯住宅のうち77歳男性と妻(70)、娘(40)との3人が暮らす部分。妻と娘は煙を吸い込むなどしたが自力で屋外に逃れて軽症で、同署は亡くなったのは男性とみて身元の確認を急いでいる。妻らは「天ぷら鍋から出火した」と説明しているという。

 住宅の別の家族が暮らす部分にも延焼したが、けが人はいなかった。

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