ハードなワークアウトでその見事な肉体をキープし続けているハル・ベリー。映画『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)の出演をきっかけに、背中の筋肉強化にさらにフォーカスしたプログラムにシフトしたという彼女の後ろ姿には、隙がない。先日インスタグラムに水着を着た後ろ姿の画像をシェアしたのも、彼女自身、バックスタイルに自信を持っていることの表れ。
背中がローカットバックになったワンピースタイプのスイムウェアでビーチを歩くハル。鍛えられたヒップと脚のかっこよさに、目が惹きつけられてしまう。美しいヒップの基準は太ももとヒップの境目がハッキリしていることだと聞いたことがあるけれど、ハルのヒップはまさにそれ。程よいボリュームがあって、なのに重力に負けず上向きでキュッと引き締まっている。こんなヒップなら、この夏トレンドのミニボトムも水着も、クールに着こなせるはずだ。
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毎週金曜にはインスタグラムに「#Fitness Friday」というタグをつけて、自身のワークアウト姿をシェアしているハル。ヒップと脚のワークアウトでは、太ももの筋肉に特にフォーカスしているという。「Womes’s Health」誌に語ったところによれば、彼女は新型コロナウイルスのパンデミック前、パーソナル・トレイナーのピーター・リー・トーマスと毎回90分間トレーニングをしていた。コロナ禍でセッションは半分の時間に短縮され、ときには20分しか時間がないときもあったけれど、「20分のワークアウトでヒップを完璧に鍛えられることがわかった」、とハル。その内容は5つか6つのサーキット・トレーニングにフォーカスし、「レップを数える必要がないように、決められた時間内にできるだけハードに、次から次へと動きます」。そのほかにも器具を取り入れたボディウエイトのほか、ときには息子のマチェオをウエイト代わりに抱きかかえてスクワットをすることも。
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最近ではヨガとストレッチ、短距離ダッシュ、ボディウエイトのほかウエイトリフティングとレジスタンスバンドを使ったワークアウトに加え、格闘技も取り入れているという。ハルのようにたくさんの種類のワークアウトを実践するのはなかなか難しいけれど、息子じゃないけど、家の中にあるペットボトルやちょっとした荷物を使ってスクワットするのならすぐに真似できそう。
「20分だけでもヒップに効果がある」。ハルのこの言葉を信じて、20分だけのスクワットだけでも、この夏のルーティンにしたら、彼女のようなヒップになれるだろうか。
Text: Moyuru Sakai Editor: Toru Mitani