導入の経緯Lakehead 大学の旧メール システムでは、サーバーの容量不足、メールの不達、レスポンスの遅延など、運用に関する多くの問題が発生していました。 また、大学の IT サービス センターのサーバー サポート チームでは、毎日の作業時間の半分が古いメール システムの維持管理に費やされ、 さらにこれに関連する問題への対応にサービス デスクの 25 % の労力が費やされていました。 それまでは容量不足とレスポンスの遅延を解決するため、ユーザーに古いファイルを削除するよう依頼していましたが、 こうした一時的な対処では問題の根本的な解決にはならず、もっと抜本的な解決策を見出す必要性に迫られていました。 解決策Lakehead 大学では、将来の共同環境の実現に向けて、あらゆる最先端ソリューションを詳細に検討しました。 その結果、即導入できて今後も継続的に学習環境を強化できるという Lakehead 大学のニーズに適したものとして、Google Apps Eduction Edition が選ばれました。 Google Apps for Education の導入により、Lakehead 大学ではユーザーにウェブ検索機能のほか、インスタント メッセージや共有カレンダーなどの各種ツールを提供し、充実した学びの舎づくりへの大きな一歩を踏み出しました。 「従来のコミュニケーション手段としてのメールを高度なコラボ ツールへと進化させた点において、Google は他社の 1 歩先を行っていると思った。 Google Apps のメール プログラムである Gmail の機能を他社製品で実現しようとすると、3 つ以上の製品を追加購入する必要があった。」と Lakehead 大学情報責任者 Shahzad Jafri 氏は語ります。 「さらに、Google の実績は、革新的な発想と機敏なアプローチで技術を導入して大学コミュニティの利便性改善を図る本学の理念と一致している。」 Lakehead 大学が設定した条件のうち、Google Apps for Education は次の点を満たしていました。
こうしてそれまで Lakehead 大学が利用していた企業向けメール ソリューションとその関連機能に取って代わり、 Google Apps for Education の次のような機能が導入されました。
結果Lakehead 大学のユーザー 38,000 人を Google Apps に無事移行し、 さらに、38,000 人分の Microsoft Exchange の設計費用として予定していた 600 ~ 700 万ドルと年間維持費用の 200 ~ 300 万ドル (いずれもカナダドル) が不要となりました。 Google の導入により生まれたこれらの余剰資金を大学の他の教育ニーズに充当しています。
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