ストリートビューができるまで
写真をストリートビュー画像として表示するまでの舞台裏では、技術チームがたゆまぬ努力を続けています。ここでは、ストリートビューを皆さんにお届けするまでにどんな作業が行われているかをご紹介します。
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ステップ 1
画像の撮影
まずは、ストリートビューとして表示する写真を撮りに、その場所に実際に行かなければなりません。その際には、天候や人口密度など、さまざまな条件を考慮して撮影に最適な時間や場所を決定します。
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ステップ 2
画像の配置
地図の正確な位置に画像を表示できるよう、車に搭載された GPS 装置、速度計、方位計などさまざまなセンサーからの信号を組み合わせて使用します。これらのデータから撮影車のルートを正確に再現し、必要に応じて画像の傾きや配置を調整することができるのです。
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ステップ 3
複数の写真を 360° 写真に
360° 写真に切れ目ができないよう、複数のカメラで撮影範囲が少しずつ重なるように写真を撮影し、それらの写真を「縫い合わせる」ことで 1 枚の 360° 画像を作成します。そして、「継ぎ目」が目立たないように、特殊な画像処理技術を使ってスムーズな画像を作り出します。
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ステップ 4
適切な画像の表示
撮影車からの 3 つのレーザーが跳ね返ってくる時間でビルや物体までの距離を計算することで、3D モデルを作成できます。ユーザーが離れた場所に移動すると、この 3D モデルに基づいて最適なパノラマ画像が表示されます。
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ステップ 1
画像の撮影
まずは、ストリートビューとして表示する写真を撮りに、その場所に実際に行かなければなりません。その際には、天候や人口密度など、さまざまな条件を考慮して撮影に最適な時間や場所を決定します。
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ステップ 2
画像の配置
地図の正確な位置に画像を表示できるよう、車に搭載された GPS 装置、速度計、方位計などさまざまなセンサーからの信号を組み合わせて使用します。これらのデータから撮影車のルートを正確に再現し、必要に応じて画像の傾きや配置を調整することができるのです。
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ステップ 3
複数の写真を 360° 写真に
360° 写真に切れ目ができないよう、複数のカメラで撮影範囲が少しずつ重なるように写真を撮影し、それらの写真を「縫い合わせる」ことで 1 枚の 360° 画像を作成します。そして、「継ぎ目」が目立たないように、特殊な画像処理技術を使ってスムーズな画像を作り出します。
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ステップ 4
適切な画像の表示
撮影車からの 3 つのレーザーが跳ね返ってくる時間でビルや物体までの距離を計算することで、3D モデルを作成できます。ユーザーが離れた場所に移動すると、この 3D モデルに基づいて最適なパノラマ画像が表示されます。
撮影を予定している場所
ユーザー体験を向上させ、世界のあらゆる場所をオンラインで見られるようにするため、ストリートビュー カーが世界中を駆け巡りながら画像を撮影しています。これから走行を予定している国のリストをご覧ください。
地域 | 地区 | 時間 |
---|---|---|
{[value.region]} | {[value.districts]} | {[value.datestart| date:'MM/yyyy']} - {[value.dateend| date:'MM/yyyy']} |
天候や通行止めといったやむを得ない事情により、撮影車が運行していない場合や、若干の予定変更が生じる場合があります。なお、リストに都市名が記載されている場合は、車で移動できる範囲の周辺の市町村も撮影対象に含まれる場合があります。
撮影した場所
地図上の青いエリアはストリートビューを表示できる地域です。Google のウェブサイトやアプリを使えば、ある場所にズームインして詳細な画像を確認したり、さまざまな地域の様子を眺めたりできます。
Google 独自のストリートビュー用機材
ストリートビュー用機材を表示
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ストリートビュー撮影車
2007 年にアメリカで開始して以来、長い道のりを歩んできたストリートビューも、今日では全 7 大陸各地の 360° 写真をお届けできるまでになりました。
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ストリートビュー トレッカー
世界には、自動車でもトライクやトロリーやスノーモービルでもアクセスできない場所がたくさんあります。こういった場所にストリートビューの目を届かせるのが「トレッカー」です。上部に撮影システムを装備したバックパックを背負って、狭い所や徒歩でしか行けない場所にも自由に出かけていって画像を収集できます。トレッカーで初めて撮影した場所は、ごつごつとした岩場がむき出しになったアリゾナ州グランド キャニオンでした。
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ストリートビュー トロリー
芸術を愛する Google 社員たちが、世界中の美術館をストリートビューで見られるようにしようと発案しました。そのためには、美術館のドアをすんなり通ることができ、彫刻作品の周りを一周できる撮影システムが必要でした。初めて屋内デビューを飾った撮影システムは、すべての必要機材を小型のフレームに詰め込んだ手押し車で、「トロリー」と呼ばれています。トロリーは美術館内の画像に加えて、ホワイトハウスやスタジアムといった建物の中も撮影しています。
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ストリートビュー スノーモービル
ストリートビューを撮影したら面白そうな場所として次に考えたのが、ゲレンデでした。その数週間後、極寒の環境に耐えられるように予備のハードドライブを追加した機材をスキー ジャケットでくるみ、それをツーバイフォーの木材と防水テープで固定したスノーモービルが完成しました。ウィスラー ブラッコム スキー場をはじめ、世界各地の銀世界のスキーリゾートをストリートビューでご覧いただけます。
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ストリートビュー撮影用トライク
狭い路地の多い都市では、ストリートビュー トレッカーを支える強度を持つ撮影車両の調達が課題でした。そこでリサーチを行った結果、狭い路地を通って撮影するには、インドネシアの Selis 社が提供する Robin という三輪スクーターが最適だとわかりました。この Robin に、ストリートビュー トレッカーをしっかりと支える特注のマストを取り付けたのが、このストリートビュー撮影用トライクです。